第63回 県中校長会総会会長挨拶より
本日、岩手県教育委員会教育長 佐藤一男 様をはじめ4名のご来賓をお迎えし、第63回岩手県中学校長会総会を開催できることに心から感謝申し上げます。
この3月末にご勇退されました小野寺哲男会長をはじめ、19名の皆様に感謝の意を表するとともに、4月から新たに会員となった21名の皆様を歓迎いたします。
県中学校長会は、会員相互の協調と連携を通じた資質向上と、本県教育の振興に寄与することを目的としております。143名の校長による学校経営及び教育活動の充実が、子供たちの成長ひいては本会並びに本県教育の発展に資するものととらえております。
2月末の大船渡林野火災で被災された方々に対しお見舞いを申し上げます。また、各地で子供たちが支援活動に取り組んでいることに、「いわての復興教育」の確かさを感じ、今後も継続的支援を行ってまいります。
昨年10月の全日中岩手大会では、全国の校長が盛岡に参集し、中学校教育の課題と今後の方向性について実りある議論が行われ、令和の日本型学校教育の実現に向けて、学校教育の質の向上を決意する機会となりました。大会運営に携わった皆様の温かく丁寧な「おもてなしの心」は参会者に伝わり、東日本大震災津波以降、全国から頂いた支援に対する感謝を表す大会となりました。ご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。
さて、現代は予測困難な時代といわれ、自然災害やコロナ禍など、私達は答えのない問いに向き合っています。目の前の事象から解決すべき課題を見出し、主体的に考え、色々な立場の人達と議論・協働し、納得解を生み出し進んできました。このことは、学習指導要領で育成を目指す資質・能力であり、主体的・対話的で深い学びの視点での授業改善と、個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実を推し進め、全ての子供たちの可能性を引き出す学校教育を創り上げなければなりません。
子供たちの未来は美しい。安心・安全で魅力のある学校で生きる力を身に付け、変化の激しい社会で子供たちがたくましく活躍することは私たち教員の幸せであり、生きがいです。そして、教員の未来も美しい。地域や保護者、関係機関とともに部活動の地域展開や働き方改革等を推進し、子供たちの学びの伴走者として、やりがいと使命感に満ちた姿で働き、共に成長する。そのような教職の魅力を大いに発信できる学校経営を続けていきたいと考えます。校長は教育行政の一役を担うという自覚をもち、「チーム岩手」「一枚岩」で、子供たちの笑顔のために学校経営・学校づくりをしてまいりましょう。